医学生の個人的レビューブログ

購入品や行ったお店などのレビューをしていく医学部4年生。些細なものもレビューします。

花束みたいな恋をしたはミーハー映画だと思っていた自分に反省

「花束みたいな恋をした」を見ていないときの印象は、菅田将暉有村架純という国民的美男美女を用いた、ありがちなキラキラ恋愛映画だろうと。高を括っていました。

 

然し、映画を見た今となっては、小学生の時読書感想文をいやいや書いていた自分からしたらあり得ないだろうけど、この映画の感想文を自らの言葉で記しておきたいと思いました。

 

ただ、文章に綺麗にまとめるには時間がかかりそうなので、忘れないうちに箇条書きで感想を書き連ねて、後ほど推敲することにします。

 

以下ネタバレになるのでまだ見ていない方は見ないほうがいいかなと思います。

 

 

〇身に着けている者に登場人物の心情や置かれている状況を投射している

出会ってデートを重ねる2人、似たような青い上着

出会ったとき偶然にも全く同じ白いスニーカーを履いている

同棲後、絹と麦が就職し社会に揉まれるようになると、玄関からあの白い靴は消え、黒の形の違う靴が並べてある(仕事用のパンプスと革靴)。

そもそも白いスニーカーに黒い模様が少し入っていたところが、出会いは別れを内在していることの象徴。

最期のファミレスでの別れ話、絹は赤い服を着ている。麦は絹に別れたくない、結婚しようというものの、服の色からもわかるように絹の別れるという気持ちは揺れない。

海でのデートで突然麦がいなくなって、しらす丼を買って帰ってきたときに、勝手にいなくなったことにかなりご立腹だった絹と、良かれと思ってサプライズでしらす丼を買ってきたし絹がご立腹だったことを気にも留めない麦、このシーンで絹のネイルが黄色

(これは気づかなかったからもう一度確認したい)

 

信号の赤、黄色、赤に例えて、二人のカップルとしての順調度を表している。

 

海でのデートの件で映画の感想とは別だが、彼氏はサプライズでドレスコードのあるような素敵な店を予約したけど彼女には伝えてなくて、それを知らなかった彼女はカジュアル・ラフな格好でデートに来てしまい、彼女が恥をかいてしまう、といった話があるように、サプライズっていうのは紙一重だなぁと。

 

〇出てくる固有名詞がなかなか凝っている

絹と麦は偶然出会ったにもかかわらず趣味や考え方がとっても似ていた。

好きな作家や映画の話で意気投合。自分はこの辺は詳しくはないのであまりわからなかったが、すこしアンダーグラウンドなものが好きな二人が出会い、尚且つ好きなものへの熱意のベクトルが似ていったっていう、2人にとっては運命のような出会いだったっていうのはすごい伝わった。監督ご本人が出てきてそれに気づいたのが4人のうち絹と麦だけっていうシーンや、その後行った居酒屋で映画の半券を栞にする所だったり、同じ日に天竺鼠のライブに行こうとして行けてなかったりしたことが判明してそのライブに行っていても出会ってたかもしれないし、行ってなかったから今ここで出会えていたのかもしれないという、いかにも本人たちに運命を感じさせる描写。

自分自身も今の彼氏とは音楽の趣味が奇跡的なぐらい似ていて、好きなジャンルが同じだけでなく好きなバンドも示し合わせたわけじゃないけどほぼ似ているって、これ以上合う人は今後どこにもいない、自分の分身なのではないかと思えるくらいで、そこから意気投合したので、この二人の距離の縮め方には、ジャンルは違えど身に覚えがあり、とてもリアリティを感じられた。

 

高校、大学と軽音部なのできのこ帝国のクロノスタシスを絹が歌っているシーンや、最後の別れ話シーンで、過去の絹と麦に似たサブカル意気投合カップルが羊文学好きとか、我々世代のすこしアンダーグラウンドサブカルチャーな所をよくわかってるなと思った。

そして、「これを好きな自分たち尊いよね、知らない人は全くわかってない。」みたいな選民思想に似たなにかを感じているであろう初期の絹麦カップルの描写はリアリティあるなぁ、自分の知っている世界だけが正義だとおもっているような、いるいるこういう人たち~。とさえ思ってしまった。

 

サブカル趣味が奇跡的にすごく似ていて一気に距離を縮めていった絹と麦が良く利用していたファミレスであるジョナサン。初期のデート後はいつもここに来ていた印象。ここは絹と麦が付き合い始めた思い出の地であり結局のところ別れ話にも使われた。別れ話の時はいつもとは違う席になってしまった。付き合い始めた時に座っていた席には過去の自分たちに似たような羊文学カップル。こいつらも同じ靴はいてやがる。そして絹と麦と同じように今読んでいる文庫本を交換し合い、その趣味が似ていることに興奮している様子。

これをみて、こういった出会いは世界で私たちオンリーワン!運命!だとかつて思っていた絹と麦にはすごいショックだったんじゃないかな。だっていま直ぐ近くの席で繰り広げられてるように、実はこの出会い方はありきたりなものだったって気づかされてしまったんだから。

そしてこれから始まる彼らの未来に自分たちの過去を重ねているのでは。

 

 

〇付き合い初めの頃から別れの予感をさせていた

まず一つは先ほどの白い靴にすこしだけある黒い模様。

そしてもう一つは、2人の写真に写る花の名前を麦に聞かれた絹は、知っていたけれど教えなかった。絹の良く読んでいた恋に殉職したブロガーさんの言葉で、花の名前を教えられた側はその花を見るたびにその人のことを思い出すようになってしまうと。

これは川端康成の『掌の小説』という小説集の『化粧の天使達』より

 

「別れる男に、花の名前をひとつは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。」

 

から来ているのかな。

この映画の主題歌であるAwesome City Clubの「勿忘」も作中では流れませんでしたが、関係しているのかも。

勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」

最後のGoogleマップに載っていた二人の写真で、麦はトイレットペーパーと買い物袋、絹は花束とパンを持っていて、絹の持っている花束には勿忘草とマーガレットがあったように見えるような...。これももう一度映画で確認したいです。

 

話をもどして...

そのブロガーさんが出会いは別れの始まりとよく言っていたように、絹は麦とずっと続くという保証はないことをわかっていて、その花の呪いをかけてしまわないようにしたのかなと。ちなみにその花はマーガレットで、花弁を「好き、嫌い、好き…」と言いながらちぎっていくあの花です。

 

〇イヤホンがよくでてくる

出会ったときは、コードがぐるぐるに絡まっている様子をお互い見せ合って、すぐこうなりますよねと笑い合っていた二人。

 

ふたりで半分こをして例のファミレスでAwsome City Clubの曲を聴いていたときに、LとRでは聞いているものが全く別だと説教されるふたり

そしてこれは映画の冒頭のカフェのシーンでばったり二人が再開してしまうきっかけにもなっていますね。

 

そしてお互いのクリスマスプレゼントにどちらもイヤホンをあげている描写。

 

ここまでは二人をつなぐ象徴だったものの、麦が就職し夜中も仕事に追われている中で、部屋でゼルダ任天堂switchでやる絹に対して、大音量でやっていいよと麦はやさしさをみせるが、絹からもらったイヤホンをして、外の世界、つまり絹をシャットアウト…。

 

ここでは2人を分断するものとして描かれています。

 

 

別れてカフェで再開した後に絹の心の声で、麦の使っているイヤホン、あれは私のあげたイヤホンだといっているシーンも、別れたくないと唯一言った麦側が、新しい恋人ができた後も別れた恋人にもらったものをまだつけているという点で未練も少し感じられます。

 

ここでもう一度映画を見て確認したいのは、絹の方が使っていたイヤホンは麦からもらった物だったのか?それとももう別の者?

若し、別のものだとしたら女の人の方がその辺の切替早いのかなと。絹はオダギリジョーとも直接的な表現はないものの精神面で少し浮気していたようにも思えますし。恋人いるのに電車でニコニコで他の男とLINEしてるんだもん。

このへん、麦は鈍感だったから気づかなくてよかったですね。麦は絹とずっと一緒にいたい、現状維持するためにイラストで食べていく夢より就職を選んだのに、その就職で社会という波にもまれ、当初の絹との現状維持も果たせず、絹はほかの男に少し気があるとか、メンタルブレイクものですよ。

結構、麦が変わってしまったからよくなかったという感想をまわりから聞くのですが、絹こそ、ずっと大学生気分で2人で暮らしていく責任を麦にだけ背負わせていたように思います。

 

〇じゃんけんに納得していない2人が最終的にじゃんけんでネコを引き取る

物語の冒頭では、麦はじゃんけんのパーとグーの関係に疑問を呈している。紙って石ですぐ破けない?と。

そして出会ったばかりの絹もおなじ疑問を長年抱いていたみたいで、考え方が似ていると感動する麦。

 

ただ別れるとき、どっちが猫を引き取るかで、あれだけディスっていたじゃんけんで決めることにする2人。麦はパーをだし、絹はグーをだし、絹はなぜ麦にパーを出すのか問うたところ、「大人になったからかな」と答える。

大学生から社会に出て大人になって、理不尽もしかたないと、諦めの感情で全て片付けるようになってしまったという事なんでしょう。

今村夏子の「ピクニック」を読んで何も思わないんだろうなという、かつて麦が絹に云った言葉を逆に絹からかけられたとき、「何も思わなくなったのかもな」と麦が答えたのもそういう事だと思います。

 

〇最後のGoogleストリートビュー

物語の冒頭、麦の自慢はストリートビューに載ったことだったのですが、物語の最期も麦と絹が仲睦まじく多摩川沿いを歩いている姿がストリートビューにのっているのを見つけて興奮気味にバロンちゃんに報告しているシーンでは、別れを悲しいバットエンドにしない演出なのかなと思ったのですが、私は逆に堰を切ったように涙があふれて、嗚咽を漏らしそうになりました。なんでなんだろう。逆に悲しさが倍増して、エンドロールでヒックヒックしてました。この理由を言語化できるようになった時自分はまた一つ大人になっている気がします。

 

 

随時記事は更新していきますが、こういうのもあったよね、とか、ここはこうじゃないか?などあれば是非コメントを下さい☺️

 

銚子のビッグパフェ プれンティ

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銚子にこのようなビッグなパフェを提供するカフェがあるのはご存知だろうか。

 

その大きさは手前のティーカップと比べても推し量れますよね。

 

女子4人でやっと食べ切れました。

1-3月限定で、3480円くらいかな?このお値段でこのデカさ。

 

フルーツがとっても美味しいです!🍓🍇🍈🍑🍍🍊

中はありがちなコーンフレーク祭り!などではなく、バニラアイスぎっしり☺️スーパーで売ってるファミリーサイズ一つぶち込まれているのではないかという量。

 

 

女4人でやっと食べれたという感じです。
2人で頼むとかなりキツく、残される方も多いそうで、なるべくお残しのないように量を見極めてから注文なさってくださいね☺️

 

 

このビッグなパフェ以外のパフェも1000円程度なのですが、かなーーーーり大きくて、お得!女の人が、お腹が空いててやっと食べ切れるか、食べ切れないかの量だと思います。

カフェの内装も温かな感じで、とってもいい雰囲気でした💓

 

カフェはパフェ専門というわけではなく、ほかのメニューもかなり美味しそうです。ホットサンド的なのがあった気がします。どれもボリューミー!

 

お店では一人1品注文ご協力お願いしますと言われます✨飲み物でももちろんOKです。

 

 

 

CRISPY CHICKEN n' TOMATO

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CRISPY CHICKEN n' TOMATO

クリスピーチキンアンドトマトのヤンニョムチキンとハニーバターチキンのハーフハーフをテイクアウト!

これで2560円、600g
250ml缶のコカコーラ2本とチキンム(大根の酢漬け)付き。

どっちも甘めでご飯というよりおやつ!

あきてきたらチキンムでリセット!いつまでも食べられます✨


サクサクな衣にタレがからんで実に美味..!!!!
ヤンニョムチキンはそれほど辛くなかったです。
ハニーバターチキンは最近出たみたいで、ハニーバターがたっぷりかかっていて、フライドオニオンスライスがのっていて、それと一緒に食べると超美味しかったです☺️

新宿御苑お花見は予約必須

新宿御苑のお花見は今年は事前予約制だそうで、本日3/19からアソビューで日時指定入園電子チケットチケット販売がされていました✨

 

並んで入園券を買う必要がなく、スムーズに入園でき、混雑緩和にもなるそうです☺️

 

朝9時時点で意外と全然埋まってなかったので、御苑でお花見を考えている人はこちらから早めの予約をお勧めします!

 

https://www.asoview.com/channel/ticket/niGaBbFtNT/ticket0000007988

 

大人二人で1000円でした!アソビューのクーポンは見つかりませんでしたが、PayPay決済にしたところ500円ほど還元!!!!!一人分の値段で2人分買えてしまいました💓めっちゃお得!!!!!

 

お花見もソーシャルディスタンスで楽しめるといいですね🎶

Nintendo Switch モンスターハンターライズ スペシャルエディション当選

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あたりました泣

手に入らないとおもっていましたが、GEOアプリの抽選にて、モンスターハンターライズのスペシャルエディションが当たりました!!!!!!

 

Switch自体もっておらず、これがゲットできるなんて天に舞うような気分です。プレミアものですよ。本当に嬉しい!!

 

3/26に狩猟解禁しちゃいます☺️

真っ赤なクリスマスケーキ

2020年のクリスマスはピエールマルコリーニの「ノエルドゥピエール」を注文して食べました✨

 

Twitterファッションプレスの投稿でこの真っ赤なケーキをみて一目惚れ、、、!!

 

6588円でとても高級!だったのですが、せっかくのクリスマスなので予約し、これにしました。

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味はとーーーっても濃厚なチョコレートケーキなのですが、そこにオレンジのさわやかな味がして、濃厚なチョコとオレンジの爽やかさが調和してとっても幸せな気分なりました🍊🍫

 

見た目も素敵で五感で楽しめました☺️

幸せのパンケーキ

幸せのパンケーキ新宿店に行ってきました🥞

入り口は狭いように見えて、中は広くて、明るかったです。新宿3丁目方面ですが、新宿駅から行くなら新宿東口から出るのが一番早いかな。大塚家具のすぐ近くです。

 

 

幸せのパンケーキ1000円

パンケーキ&きのこチーズオムレツ1080円

スパイシーチャイ580円

 

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2人で行って甘いパンケーキとご飯系パンケーキを半分こずつしました✨

一人でずっと甘いのを食べていると飽きてしまうのでこれでちょうど良かったです☺️

 

パンケーキはふわふわで、アイスかと思いましたが上にはバターが乗っていました🧈

 

オムレツ付きの方はチーズオムレツがとってもおいしく、サラダもドレッシングが程よくが美味しかったです✨

パンケーキ自体には味がついておらず、甘いのについていたシロップをつけて結局食べました。

 

そして、スパイシーチャイは自分でお砂糖を入れるタイプかつ、シナモンが添えられていました!とってもおいしかったです🎶

 

 

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幸せのパンケーキ

https://magia.tokyo/menu

 

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